最近では免疫に関する様々な飲料が発売されるようになり、「免疫」という言葉を身近に感じるようになりました。季節の変わり目や、急激な温度変化が起きると風邪をひきやすか ったり、なんだか眠い日が続いたり…体調が気になる時期がありますよね。
今回は、免疫力を向上させる方法や漢方薬の働きなどについて探っていきましょう。
あなたは免疫力が落ちていませんか?
どんな生活をしていると、免疫の働きが落ちてしまうのでしょうか?
現代の私たちは夜遅くまで活動できる環境にあるため、週あたりの平均睡眠時間が 40 年 前と比較し、30 分ほど短くなっています。 また、睡眠時間が短い大学生ほど風邪をひきやすいという研究もあります。 睡眠はしっかり確保しないと、生活習慣病など様々なリスクを引き起こすので注意したい ですね。
食生活の偏りも免疫力の低下を引き起こします。 免疫細胞や筋力の材料となるのはタンパク質ですが、近年の日本人において、摂取量は減 少傾向にあります。厚生労働省は、野菜 1 日 350g を摂取することを推奨していますが、 実際は働く世代で 1 日 300g を下回っていて、なかなかこの目標に到達できていないとい う現状です。コンビニなどでもタンパク質に特化した商品を手に入れやすい環境になった 現在と 1950 年代とで比較してみても、同程度の量しか摂取されていません。
今日からあなたも免疫力をアップしよう!
免疫力を向上させるには、基本的ですが食事・運動・睡眠がどの年代にも関わらず大事に なってきます。 バランスの取れた食事は、免疫細胞を活性化させるものや、細胞のエネルギーとなる物質 を摂ることが出来ます。また、適度な有酸素運動はストレス解消と同時に体温を上げ免疫 細胞が働きやすい状態にしてくれます。そして、体の働きをリセットするためには、質の 良い睡眠が欠かせません。
このようにバランスの取れた食事・適度な運動・睡眠は日常的なことですが、体の健康を 維持するのに大変重要になります。
免疫力の底上げに漢方薬 西洋医学は、患者さんに表れている症状に対して薬を服用します。
一方漢方では、体の中の乱れた機能を治すという考え方があり、また副作用が少ないのも 特徴です。最近は日本以外のアメリカなどでも漢方への注目度が高まっています。
漢方は、自然の草木から成る生薬を混ぜ合わせて煎じて用いる薬で、何百種類という様々 な化合物からから成り立っています。漢方薬の中には、感染症の治療や予防に用いられる ものもあります。 免疫細胞が持つ異物排除能力を高める調合があることもわかっており、免疫力の向上に有 効であることが研究でも証明されています。